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「第3学期始業式」校長挨拶 2021/01/06
みなさん,あけましておめでとうございます。さまざまなことがあった令和2年にお別れをして,いよいよ令和3年がはじまりました。今年は,いつもよりも雪の多い,ぐっと寒いお正月でしたね。みなさん,元気でしたか。
 今日は,ある漫画のお話をします。みなさんが,「鬼滅の刃」を大好きなように,私も子供の頃に好きな漫画がありました。それは,バスケットボールに取り組む高校生の様子をかいたもので,桜木花道という,目標に向かって猛ダッシュしていく男子高校生が主役のお話です。知っている人もいるかもしれませんが,「スラムダンク」という漫画です。主人公の桜木花道は,高校に入ってバスケットボールを始めたので,最初はなかなかうまくプレーをすることができませんでした。しかし,練習を繰り返したり,先輩や仲間と力を合わせて試合をしたりすることによって,とてもすばらしい選手へと成長していきます。そして,その桜木花道と共にプレーをすることによって,周りの人たちも成長をしていきます。
この漫画の中で,高校生を指導する監督が,安西先生という先生です。この安西先生が,あるとき,試合中の選手にこういいます。
「最後まで希望を捨てちゃいかん。諦めたらそこで試合終了ですよ。」
安西先生の言う試合終了とは,どういう意味でしょうか。これは,「諦めてしまったら,もう次はありませんよ」「次に進む可能性はゼロなのですよ」ということなのだと思います。
 お正月に,毎年行われているスポーツの一つに大学生による「箱根駅伝」があります。109.6キロメートルの長い距離を10区のランナーがチームのタスキをつなぎながら走ります。最初は一斉にスタートしても,それぞれの力が違うので,最後の10区になると何分もの差がついてしまいます。9区から10区つまり最後の選手にタスキが渡ったとき,1位と2位の選手(石川選手)との差は3分19秒もついていました。それを見た私は,「あっ,これはもう一位は決まりだな。2位の選手が追いつけるわけがない」と思い,テレビを消して買い物に行ってしまいました。買い物を済ませて帰ってきてテレビを付けてびっくり。テレビの画面には,1位の選手に追いつこうとしている石川選手が映っていたのです。そして,1位の選手の背中が間近に迫っています。 
10区の距離は,23キロメートル。杉の入小学校から,ちょうど仙台駅までの距離と同じくらいです。石川選手はどんな気持ちで走り続けていたのでしょうか。「諦めたら,試合終了だ」そんな強い気持ちで勇気を奮い起こしていたのではないでしょうか。最後に石川選手は1位で見事ゴールをします。諦めない気持ちが大逆転につながったのです。
 みなさんも,諦めてしまいそうになったこと,諦めてしまったこと,逆に諦めないでよかったことなどがあると思います。
漢字を練習したのになかない点数が取れない,算数が難しくてよく分からない,誰かと仲良くしようとしたのにうまくいかない,世の中うまくいかないことだらけです。しかし,安西先生の言うように「諦めたら,そこで試合終了です。」自分の可能性を自分でゼロにしてはいけないのです。
 さあ,みなさん,令和3年がスタートです。どんなことにも粘り強く取り組む一年にしてください。

「第2学期終業式」校長挨拶 2020/12/25
 いよいよ,明日から冬休みですね。今年は,コロナウィルスの影響で,学習発表会ができなかったり,今までとは違った形で運動会や杉の子ゆめまつりを行ったりと,慣れないことの多い毎日でした。マスクをずっとしなければならなかったりも冷たい水でもしっかりと手洗いをしなくてはならなかったりしたのも,大変でしたね。
 そんな中でも,皆さんは,一生懸命勉強に取り組みました。友達とも仲良くしようとしていました。とてもりっぱだったと思います。杉の入小学校のみなさんは,とてもいい子たちですと大きな声で自慢したいくらいです。
 杉の入小学校には,「杉の子憲章」と「杉小しぐさ」があり,それをみんなで実行しようとしているから,自慢できるすばらしい子供たちなのではないかなと思います。
「杉小しぐさ」は今から7年ほど前,当時学校に通っていた子供たちと先生たちが相談して,みんなで頑張りたいことをまとめたことからスタートしたそうです。そのお手本となったのが,「江戸しぐさ」とよばれるものです。
 今日は,その「江戸しぐさ」について少しお話をします。

 昔,江戸(今の東京)では,江戸っ子という人がいました。日本中から集まった人たちが,江戸というせまい地域に,ぎゅうぎゅう詰めで生活していました。そこで,この狭い江戸で居心地よく生活できるように,相手に対して思いやりの気持ちや真心を込めた接し方をしたのが,「江戸しぐさ」だと言われています。
みなさんが住んでいる塩竈市も,どちらかというと狭い地域にたくさんの人が住んでいます。そして,杉の入小学校も塩竈市で一番人数が多く,狭いところにたくさんの人がいるという点では,江戸に似ているとも言えますね。
では,「江戸しぐさ」にもどのようなものがあったのでしょう。「杉小しぐさ」と似ているものはあるのでしようか。

 一つ目に紹介するのは,「傘かしげ」です。
これは,せまい道や歩道などで,すれちがう相手に傘のしずくがかからないように,相手と反対側に,自分のさしている傘を少し傾けることです。こうして通れば傘同士がぶつかることもなく,スムーズに行き交うことができます。少しだけ傘を自然に傾けるだけで,見知らぬ同士なのにほんの一瞬,そこに思いやる空気が生まれる。なんとも気持ちが和みますね。
 二つ目は,「うかつあやまり」というものです。
他人の足を踏んでしまったら,謝るのは当然ですね。江戸しぐさでは,踏んだ人はもちろん,踏まれた方も謝ります。踏んでしまった相手は,きっと申し訳ないなぁと思っているはずなので,踏まれてしまった自分も注意不足であったから,あなただけが悪いんじゃないよと謝ることで,相手の気持ちは軽くなり,気まずい雰囲気でなくなる「よい関係」ができるというわけです。何だか,心が温かくなりますね。
 もう一つだけ紹介します。それは,「戸締め言葉」は使わないということです。戸を締めて中に入れない,つまり人の話を無視するような言葉のことを言い「しかし」「そうは言っても」「でも」「だって」などがその言葉に当たります。
 江戸の町では,言葉遣いがとても大切に思われていて,相手が心地よく感じる言葉を使いましょうという考え方がありました。だから,「でも」とか「だって」「しかし」などのような言葉は,相手の話の邪魔をしたり,否定するように感じを与えてしまったりすることがあります。人の話を聞かない人という印象も与えてしまうことにもなりますね。私も,知らず知らずのうちに口癖になってしまっているのではないかと自分の普段の言葉を反省しています。相手を嫌な気持ちにさせないだけでなく,余計なトラブルにしないためにも,話している人のことを大切に考え,しっかり話を聞きたいと思います。
 3つの例をあげましたが,「江戸しぐさ」には,周りの人と毎日を気持ちよく過ごすための優しい気持ちが込められていることに気付いたと思います。そして,その相手を思いやる優しい気持ちは,「杉小しぐさ」にも込められていますよね。

 コロナウィルスの影響で,思うように活動できず,心の余裕がなくなりそうな毎日ですが,杉小のみんなにはこんなすばらしい「杉小しぐさ」があるのだということを誇りに思い,優しく,温かい子供たちでいてほしいと思います。

さて,明日から冬休みです。これから,均先生がお話してくれることをしっかり聞いて,楽しい休みにしてください。1月6日に,元気な512名に会えることを楽しみにしています。

■保護者・地域の皆様へ
 令和2年,大変な年でありましたが,学校の経営方針や様々な対応にご理解とご協力をいただいたことに心より感謝申し上げます。限られた環境ではありますが,今後も,今できることを最大限に行うことに教職員一丸となって取り組んでまいります。来年も,どうぞよろしくお願いいたします。
よいお年をお迎えください。

「杉の子ゆめまつり」その2 2020/12/16
「杉の子ゆめまつり」の続報です。
 お店は,前半と後半に分かれての出店です。50分間ずつの活動なので,お客さんになる側は,計画的にお店を回らないと,めあての店に行くことができません。また,店側も回転をよくしないとたくさんのお客さんを迎え入れることができません。それぞれ工夫しながら活動をしていましたが,なかには,お目当ての店に行けなかったと,残念がっていた低学年の子もいたようです。魅力的なお店がいっぱいだったのですね。
 閉会式は,開会式同様,3密を避けるために放送で行いました。児童を代表して,5年1組の増田康弘さんが感想を発表しました。以下に紹介します。
 「今日の杉の子ゆめまつり」は,とっても楽しかったです。言葉に表せないくらい,とってもとっても楽しかったです。みなさんも,とっても楽しかったと思います。」
 実感のこもった感想でした。「杉の子ゆめまつり」によって,「ゆめのような一日」を過ごした子供たちでした。














「杉の子ゆめまつり」その1 2020/12/15
 12月3日(木),子供たちがとても楽しみにしていた「杉の子ゆめまつり」が開催されました。例年は,保護者の方も参加ができるお祭りでしたが,今年は新型コロナウィルスの影響で,子供たちたけが参加できる形での実施でした。
 数週間前から,学級ごとに,どんなお店にするのか,分担はどうするのか,何を準備するのか話し合ったり,製作をしたりしていました。順調に話合いが進んだときもあれば,意見がぶつかって準備が停滞したときもあったようです。必ずしも順調なことばかりがよいのではありません。より良いものにしたいという自分の意見を持っていればこそ,暗礁に乗り上げることもあるのだと思います。そのような過程を経て,子供たちは成長していくのだと思います。

 さて,どんなお店があったかを紹介します。

3年1組  やってみようチャレンジラリー
3年1組  刀の作りコーナー
3年2組  メイロチック
3年3組  ゆめさかなつり
4年1組  令和ざむらい 41の刃(やいば)
4年1組  脱出中
4年2組  手作りしおり店
4年2組  モンスターハンティングDX
5年1組 ボウリング
5年1組 ビンゴ
5年2組 なぞなぞ迷路
5年2組 ストラックアウト
5年3組 黒ひげ危機一髪
5年3組 ?ボックス
6年1組  ジェットカート
6年1組 しおがまサファリ(迷路あり)
6年2組 MIU404かいとうKを探せ
6年2組 笑ってはいけない24秒
わかば・たんぽぽ・あおば  あわたんつりぼり(前半のみ)

 店名を見ていただいてある程度,お分かりいただけるかと思いますが,内容が多彩です。どんなお店がいいのか,きっと知恵をしぼりあったのでしょうね。どのお店も,わくわくどきどきしながら参加することができました。「杉小しぐさ」を意識して,どのお店もとても丁寧な対応でした。また,お店を訪れた1・2年生の態度も,ルールを守り立派でした。
















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