- 2021年6月10日分

　カブトムシは，子供たちにとって，とても魅力のある昆虫です。力強くて，夏を象徴する昆虫の一つですね。
　子供たちが昆虫に興味を持つ理由の一つに，卵→幼虫→さなぎ→成虫と形が大きく変化することが挙げられます。チョウやセミなどは，その変化を直接見る機会が比較的多くあります。しかし，カブトムシは，なかなかそうはいきません。特に，さなぎを見る機会は難しいと言えます。
　下の写真は，そのさなぎの様子です（判別しにくくてすみません）。実は，３年生の中村真優さんのお母さんが，子供たちにぜひ，カブトムシのさなぎの様子を見せたいということで，寄贈してくださいました。１年生から６年生の全学級の子供たちが観察をした後，理科で昆虫の学習をする３年生と，特別支援学級で飼育することとなりました。
　さなぎのカブトムシは，ときどき，もぞもぞと動く様子が見られます。まるで，成虫になるのを心待ちにしているかのようです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（文責:秋山）